ほのぼのフィッシングブログ

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釣暦5年の委員長が大好きな釣りについて紹介していくブログです!!メインはバス釣り、その他トラウトやメバルなども!!

【雷魚】雷魚について研究してみた【ルアー】

最近外道しか釣れない委員長です!

自分の釣りの未熟さを痛感しておりますorz

先日の記事で雷魚しか釣れなかった池でバスを選んで釣りたい・・・

ということで今回は雷魚について研究してバスとの釣り分けに役立てようと思います!

 

雷魚の生態

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雷魚のイラスト

雷魚は水流がないか穏やかな水域を好み、水生植物が生い茂った場所に多いとされています。河川の中流下流域や、池や沼などに多いので納得ですね。

雷魚は通常の魚と違いエラによる呼吸だけでなく、直接空気呼吸ができるので、低酸素になる夏の野池などでは、他の魚が低活性でも雷魚の活性は落ちにくいようです。

ただ空気呼吸が出来るからといって、エラ呼吸が必要ないわけではないらしく二酸化炭素を排出するのに必要とされています。さらにエラ呼吸だけでも生存に必要な酸素を確保できないらしく、どちらの呼吸も必要みたいです。

繁殖に関しては、バスやギルと同じくしばらくの間親が子供を守るそうですね。

 

雷魚の食性

基本的には魚食性とされていますが、甲殻類や、昆虫、カエルさらにはカメなどの水生生物の他、水鳥の雛なども捕食するようです。捕食に関しては、獲物をジッと水底で待ち通りかかった獲物を捕食する居つき型のハンターとしての性質が強いようです。ただ警戒心が強くて臆病なようですね。

 

バスアングラーとしては、雷魚はフロッグで出るイメージが非常に強いです。

ですが食性からすれば、昨日のようにペンシルベイトや、スモールラバージグ、シャッドで釣れるのも納得ですね。そういえば過去にはストレートワームや、少し大きめのシャッドテールワームなどでも釣れた経験があります。

カエルで釣れるイメージが非常に強いのは、フロッグを投げるような場所は雷魚が好んで生息するのでそこからの先入観ということでしょう。

 

雷魚は外来魚?

雷魚はバスと同じく外来魚だとずっと思っていたのですが・・・

近年の研究ではどうやらそうではなかった事が分かってきているようです。

北海道を中心に棲息していたと言われていたそうですが、江戸時代の文献でも棲息していた記述が発見されてたことからも、移入前に一部の地域ではもともと棲息していたようです。

ただ本州に棲息する雷魚朝鮮半島から移入されて広まったとされているので・・・、正直在来種が広まったのか、外来種が広まったのか微妙なところなんですよね・・・

ともあれ雷魚外来種だという認識はもう古いということですね。

雷魚とひとくくりにされていますが、実は日本に生息する雷魚カムルチータイワンドジョウコウタイの3種類が棲息しているようです。カムルチー以外の2種は限られた地域にしか生息しておらず、いずれも海外から移入された種のようですね。

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カムルチー

 

まとめ

調べて見ると以外と知らない事があるものですね。カメが捕食の対象になっていた事には驚きでした。確かにあごの力はかなり強いのでカメの甲羅も砕いてしまいそうですよね。

あと雷魚はカエルが大好物という認識は改めるべきだなと思いましたね。普段フロッグを投げる場所が雷魚にとって住み心地の良い場所で、雷魚が沢山いるから、結果的にフロッグで良く釣れるということですね。

一番驚きだったのが、雷魚が在来魚の魚であったと言う事ですね。一部の地域ではもともといた魚の事を外来魚というのはどうなんでしょうね。今まで外来魚だから駆除しなければいけないと言っていた方たちはこの事実をどう受け止めるのでしょうかね。

さてどう釣り分けるか考えなくては・・・

作戦を考えてリベンジしてきます!

 

それでは良き釣りライフを!!